縄文人の十字形とケルト人の十字形

 日本人とケルト人には、共通点があるといわれております。日本には八百万の神がおり、アイルランドには森羅万象に精霊が宿ると信じられています。
 これはいわゆる多神教の教えです。しかし、ケルト人はキリスト教のはずではなかったか、と疑問をお持ちの方がでてくるはずです。確かにキリスト教国であることに変わりはありません。ここに一つの問題があるのです。キリスト教はユダヤ教の流れを汲む一神教です。なのになぜ多神教の思想があるのでしょうか。双方の歴史を遡ってみたいと思います。
 日本人とケルト人はよく似てるといわれるのは、前述のとおりですが、それらは言葉上のことです。では、その証拠はあるのでしょうか。

 あります。図が日本人とケルト人を結ぶ歴史的な文様です。わが国の場合、縄文晩期(今から約3000年から4000年前)で、土版に描かれています。ケルトの文様(ダロウの書)は紀元後500年から600年ごろです。
 ともに双曲図形を描いています。同じ双曲図ですが、十字形のカタチが違っています。この違いは、縄文人=眼形、ケルト人=円形を基本においていたからではないかと考えられます。ちなみにキリスト教は磔刑の十字形です。
 縄文晩期の土版に描かれるカタチは眼形を横並びに描くものが多く、千葉県貝の原遺跡の十字形は貴重な存在です。

 なぜ、双曲の十字形が多神教につながるのか、これは、多くの動植物に双曲図形・楕円図形があらわれているところに求めることができると思います。そのカタチは、木葉や花のかたちに顕著に表れています。双曲図形と楕円図形の基本形は、相対図形の素粒子「)」形です。これを180度反転させると木葉形になります。貝殻や羊歯植物に見られる渦巻きもこのカタチの仲間です。

〔縄文人の思考法に学ぼう〕
双曲図形と楕円図形=相対概念をもてば、これまで見えなかったものが見えるようになり、わからなかったことがわかるようになります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください