縄文人は二つ穴のトーラスを知っていたか

縄文人は二つ穴のトーラスを知っていたか?

この問いかけに対し、「狩猟採集」を生活の糧にしていた縄文人が、現代でも高等幾何学といわれるトポロジー(位相幾何学)を知っているわけがないだろう」と一蹴されてしまうことでしょう。縄文人の狩猟採集はおよそ一万年以上行われています。世界において、文明をもったこのような民族は存在しません。ほかの地域で農耕が始まっても、縄文人は狩猟採集を止めませんでした。この問題に対し、疑問を投げかける考古学者がおります。

私もその一人です。縄文人は狩猟採集を捨てきれない考え方(理論)をもっていたと考えられます。青森県の青森県三内丸山遺跡では、栗の木を栽培して痕跡が発見されています。話は少し飛躍しますが、わが国の古代人は、現在私たちが神社と呼び、子供の誕生を願ったり、生れたときには神社へ御参りします。七五三などもお寺へお参りする人はおりません。必ず神社へ行きます。この神社は「杜」といわれ、高い樹木が茂っている意味があります。神道は、戒律や経典類はありません。2礼2拍手をすれば、何でも許してくれるという言い伝えがあるくらいです。

神社が背の高い樹木に重大な関心を寄せていることは否定できません。確かに、たとえば、イチョウの木は私たち人類に比べれば、太古から生存しています。樹木の葉や花、木の実は、柿のタネと同様に()形をもっています。つづく

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