勾玉の意味

勾玉形の誕生図に見るように勾玉は「異形同質の関係」にあります。このカタチに対し、明暗・上下・善悪などを照合することは、無理があります。明暗・上下・善悪は「異形同質の関係」ではありません。対峙する二者か、相違する意味をもつ二者と表現する方がわかりやすいと思います。

異形同質の関係は、「同質でありながら、異形の二者の合体によって新しいカタチが生れる」、もしくは、「同質でありながら、異形の二者の合体によって新しい生命が生れる」という意味をもっています。

しめ縄で考えて見ると、よくわかります。撚る前のしめ縄は同形ですが、撚る時は起点を固定し、二本の縄の最初は、必然的に左巻きか右巻きのどちらかになり、もう一方はその逆になります。つまり、「異形の二者」になり、つぎにそれらは「合体」して新しいカタチである「しめ縄」になります。

このように勾玉を問題にする時は、その語義をしっかりとしておかないと誤った解釈をすることになります。なお、右の2個の勾玉形に二つの小穴を描くと太極図になり、韓国の国旗に描かれていますが、太極図、すなわち勾玉の大本は日本列島の縄文人の創案に「よるものです。

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