コノハナノサクヤヒメ

コノハナノサクヤヒメ(木花開耶姫・木花之佐久夜毘売)
昨日(2009.10.1)、あるテレビ番組で「天孫とコノハナノサクヤヒメ」というタイトルを見た。女性アナウンサーが質問し、どこかの学校の先生が、その質問に答えるという形式とっていました。
印象に残ったことは、大山祇神(オオヤマツミノカミ)には二人の娘がおり、天孫(ニニギノミコト)が結婚相手に選んだのは妹のコノハナノサクヤヒメであった。妹は大変美しく綺麗な女性であった、と繰り返し強調していたところです。いっぽう姉のイワナガヒメは醜かった。これによって、人の命は木の花のように散り永遠ではなく短命に終わるのだ、というものでした。
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今こそ、縄文の和の心を

 信じられないことですが、ある現役の大学の教授が、聖徳太子が制定したといわれる「十七条の憲法」の第1条に書かれる「和をもって尊しとなす」に対し、「チャンチャラおかしい」という信じられない言葉を使った表現で論評文を書いています。これを見た私は目を疑いました。読み直しても同じ文字がありました。
 この教授は聖徳太子架空説を唱えています。これについては各研究者独自の考え方があり、異議を差し挟む余地はありません。しかし、「和をもって尊しとなす」に対し、「チャンチャラおかしい」という表現は、研究者にあるまじき言葉使いだと思います。
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日の丸切り張り事件について

鹿児島で民主党の日の丸切り張り事件が起こりました。待っていましたとばかりに自民党の麻生総裁は、「ふざけた話だ。民主党は日の丸すらきっちりできない」と猛批判した、と8月21日付産経新聞は書いています。
 その行為を犯した鹿児島の民主党の人は、実際の日本国旗を使い民主党のロゴマークを作ったことは間違っています。これは民主党の党首である鳩山由紀夫氏は、日の丸を切り裂いたことに対し国民に謝罪すべきと考えます。日本の象徴を無視して切り裂いたのではなく、民主党のロゴを手っ取り早く作ろうとして、つい過ちを犯してしまったものと考えられます。しかし、自党のロゴマークに対する認識がなかったことも、そのような行為に走った要因の一つではないでしょうか。ロゴマークはその党やあるいは会社のシンボルマークです。意味のないマークを作るわけがありません。民主党のロゴマークの発表された時は次のように報道されています。
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大和は、なぜ「ヤマト」なのか

『記・紀』は、天照大神、天御中主神の事例に見るように「天」を「あま・あめ」と読んでいます。一方、「海」は「うみ」と読みますが、「あま」と読む場合もあります。『記』は、アマテラスは高天原を、ツクヨミは夜之食国を、スサノヲは海原を知らせと書いています。天と海は「アマ」でつながっています。
 『記・紀』が書く「葦牙(あしかび)」は、葦原中国の「葦」です。わが国では、これを「よし」とも呼びます。わが国の古代人は「あしとよし」に見るように相対概念を上手にあやつります。
 わが国の古代の国名の議論で「倭・大倭・大和・日本」などがあります。①「倭」は「わ」、②「大倭・大和」は「やまと」、③「日本」は「にほん・にっぽん」と呼びます。
①の倭の発音に共通するものに輪と和があります。③は意味の上で問題を提起することができますが、発音の上で際立った問題はありません。問題は②のヤマトです。双方に「おおわ」と読むことができても「ヤマト」と読むには無理があります。当て字とすれば、その理由を示さなければなりません。
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輪と和

相手の存在を認めること、そこには「わ」、「輪=和」があります。
 民主党の鳩山由紀夫氏は、その代表就任に際して、「友愛の理念」をもって政治を行ないたいと演説しました。これに対し、自民党の大島国対委員長は「友愛と抽象的に言われても具体的なものが見えてこない」とコメントしていました。
 大島氏は何を勘違いされているのでしょうか。鳩山氏のいう「友愛の理念」は、抽象的であるからこそ、真の意味があるのです。テレビであるコメンテーターは「自由・平等・博愛」はフランス革命のスローガンで、鳩山氏はそれを意識されて言ったものではないか、と述べていました。
スローガンは具体的である必要性はありません。すなわち、大島委員長の発言は、単に相手を非難する意味で発言していたことがわかります。
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