縄文人は二つ穴のトーラスを知っていたか

縄文人は二つ穴のトーラスを知っていたか?

この問いかけに対し、「狩猟採集」を生活の糧にしていた縄文人が、現代でも高等幾何学といわれるトポロジー(位相幾何学)を知っているわけがないだろう」と一蹴されてしまうことでしょう。縄文人の狩猟採集はおよそ一万年以上行われています。世界において、文明をもったこのような民族は存在しません。ほかの地域で農耕が始まっても、縄文人は狩猟採集を止めませんでした。この問題に対し、疑問を投げかける考古学者がおります。

私もその一人です。縄文人は狩猟採集を捨てきれない考え方(理論)をもっていたと考えられます。青森県の青森県三内丸山遺跡では、栗の木を栽培して痕跡が発見されています。話は少し飛躍しますが、わが国の古代人は、現在私たちが神社と呼び、子供の誕生を願ったり、生れたときには神社へ御参りします。七五三などもお寺へお参りする人はおりません。必ず神社へ行きます。この神社は「杜」といわれ、高い樹木が茂っている意味があります。神道は、戒律や経典類はありません。2礼2拍手をすれば、何でも許してくれるという言い伝えがあるくらいです。

神社が背の高い樹木に重大な関心を寄せていることは否定できません。確かに、たとえば、イチョウの木は私たち人類に比べれば、太古から生存しています。樹木の葉や花、木の実は、柿のタネと同様に()形をもっています。つづく

アメリカの発表した重力波について

重力波について、アメリカの天文学者は、アインシュタインの予言した重力波の存在を確認したと発表しました。時間と空間と重力の問題は、アインシュタインの一般相対性理論の三本柱です。

今回の発表をテレビで見ましたが、発表する学者の横の動画において、合体する二つの渦巻きが映しだされていました。そして、宇宙の誕生に迫る研究の進展が期待されるとのコメントがありました。重力波の研究は重要であると思います。
ただ、
なぜ、二つの渦巻きは合体できたのか。合体する渦巻きは、

①  同じ渦巻きなのか
②  異形同質の関係にあるのか

さらに、渦巻きの巻き方はどうなっているのか、平面上で想定する渦巻きと円球上で想定するものでは相違しています。問題は、二つの合体する渦巻きの中心部のカタチにあります。180度の反転が見られるかどうかが、大きな問題です。
これまでの世界の天文学者は、上記のようなカタチの上から考察することを見逃しています。マ
クロの天文学だけではなく、ミクロの量子力学の分野でも、素粒子の質量とか性質には取り組んでいますが、そのカタチには無関心です。
私は、重力波とともに渦巻星雲・渦巻銀河のカタチの問題を研究することが重要で
あると思います。合体する二つのブラック・ホールは渦を巻いています。重力波も重要ですが、その重力波を引き起こしているのは、渦巻く二つのブラック・ホールです。新星の誕生起源の探究には、やはり本体である渦巻きの検証が欠かせない問題であると思います。

[文責 大谷幸市]

ストーンサークル フォーラムに参加して

「縄文世界とストーンサークル」フォーラムに参加して

5年ほど前のことです。

2010年2月20日(土)、東京お台場の東京国際交流館「プラザ平成」で行なわれた「縄文世界とストーンサークル」というフォーラムに参加しました。基調討論で縄文学者の小林達雄氏は、「ヨーロッパのアングロ・サクソンの農耕・牧畜文化と縄文人の狩猟・採集・漁撈文化を比較し、これまでの研究者たちは前者に先進性を認め、後者に対し遅れた文化という考え方をとってきた。しかし、今日、温暖化と二酸化炭素などの問題が起ってくると、大自然と共生してきた縄文人の考え方が重要な指針になってくる」と述べました。

 哲学者の梅原猛氏、そして縄文学者の安田喜憲氏は、縄文文化を森の文化と呼んでいます。農耕・牧畜文化は木を切り倒して農地と牧草地を造ります。いっぽう、縄文人は落葉広葉樹のナラやブナを必要としました。木の中心に考えれば、まったく正反対の立場に立っています。

 人類の歴史を見ても、インダス文明が滅びたのはレンガを作るために木を切り燃料にしたところにあるとする考え方もあります。中東ではレバノン杉はもう数えるほどしか存在していないといわれております。人類の未来は森をどれだけ残すことができるかにかかっているといっても過言ではないでしょう。 (さらに…)

ドランヴァロ・メルキゼデク氏の「フラワー・オブ・ライフ」について

 

フラワー・オブ・ライフの問題点

補遺 フラワー・オブ・ライフ 図1~図4『フラワー・オブ・ライフ』は、興味深い本であると思います。ヴェシカ・パイシス・トーラス構造体・正六面体・正八面体・フィボナッチ数列などの解説は、生命誕生や宇宙創世の謎を解くために必要な知識です。ただ、フラワー・オブ・ライフのシンボル文様が12枚葉の円形であることは、論理的な論述を展開する上で致命的であると思います。これに関しては拙著『縄文大爆発』(㈱パレード ピープレス出版部二〇一五)をお読みいただければ、幸いです。

ツリー・オブ・ライフの上下2つのセンターをもつ生命の木の図像を、私は理解できません。なぜ、わからないのか。それはさきに指摘したことに加えて、ドランヴァロ・メルキゼデク氏は、双曲図形/)(形と楕円図形/()形 の図形概念をもっていないからです。この図形は、曲線図形を扱う時には、一番基になるもので、その基本形は ) 形です。この )  形のもつ

1 両性具有

2 180度の反転によって新しいカタチが生じる

3 継続性

を認識して、双曲図形/)(形と楕円図形/()形 によるいろいろな幾何学的考察の展開が可能になるわけです。

また、ドランヴァロ・メルキゼデク氏は、正六面体・正八面体には触れていますが、正多角形の図形は独立した図形としてとりあげていないようです。それでも、縄文人の思想に興味のある方は、大いに参考になると思います。

縄文人は次元をさげて「わかりやすく」考えていました!

2015.3.7 板状土偶 正六角形と正六面体縄文人は次元をさげて「わかりやすく」考えていました! (さらに…)