八(8)について

八(8)について

文明をもった民族は「八(8)」という数に対し、新しいものを生みだす数であると信じていました。では、このような「八(8)」の意味をどのようにして知ることができたのでしょうか。

縄文人は正八角形の頂点を結んで五角形を描く方法と、正八角形の一辺の二等分線を引いて六角形を描く方法を知っていたと思います。
(さらに…)

前方後円墳の起源

学問は、特に歴史学・考古学では、優れた考え方が採用されていきます。先学が長年研究したものであっても、証拠物件と論理的整合性をもつ新説に負けてしまうことは十分に考えられるところです。学問の世界は情に棹さすことはできません。優秀作品が提出され、何十年も研究してきた人の中で血の気を失う研究者が出てくることはあり得ることです。しかし、それは仕方ないことです。そのような状況の人を慰めることはできても、劣る作品を優る作品に代えることはできません。しかし、蔭でいろいろな圧力をかける研究者がいることは知っています。耳こ聞こえてきます。出版に携わる経営者から実際に聞いたことがあります。不都合をこうむったひとは、それで時間稼ぎができたとしても、真実を変えることはできないでしょう。鼎の軽重を問われます。
(さらに…)

縄文人の偉大な発見と重大な発明 [その3]

 世界で初めての土器を作ったのは、縄文人です。この土器づくりは、火の発見・使用に継ぐもっとも重要な発明の一つといわれております。
 縄文人が相対図形の素粒子)形のカタチを発見し、その意味に気づいていたことを証明する物的証拠があります。それは長崎県佐世保市の泉福寺洞窟遺跡から出土した豆粒文土器です。豆粒文土器本体のカタチとそれに貼りつけられた豆粒文(=眼形)がその証拠です。土器本体のカタチは図6の点線部分をつけ加えれば眼形に酷似した形になります。
(さらに…)

縄文人の偉大な発見と重大な発明 [その2]

土器を発明したのは縄文人です―物証があります―
 また、方形平底と円形丸底の土器の関係もよくわかりません。小林氏は、円(円形)と方(正方形)が相対関係をもっていることをご存知でしょうか(図参照)。相対概念を導入しない限り両者の核心に触れることはできないでしょう。
 また、この円形と方形に関して、円形丸底土器を作るより方形平底土器の形をバランスよく作ることは、陶芸家や実験考古学者の証言があり、はなはだ難しいと述べています。
 右のカタチの土器を作った縄文草創期の縄文人がろくろを使っていたならば、陶芸家や実験考古学者の証言どおりでしょう。しかし、輪積法、ろくろを使う土器づくりは、ずっと後世の技法といわれております。
(さらに…)

縄文人の偉大な発見と重大な発明 [その1]

これを読んでいただい人たちの中で、卑見が縄文の歴史の核心に触れていることを何人の人が認めてくれるでしょうか。

縄文土器はなぜ作られたのか
 縄文時代の研究で有名な国学院大学の名誉教授の小林達雄氏は、縄文土器は、編籠や樹皮籠の方形平底形態をまねて作られたのではなかったか、つまり、土器の創出は、編籠にヒントを得たものであるという考え方を示し、次のように述べています(『縄文人の世界』朝日選書1996)。
(さらに…)